ぎっくり腰とは、「なにげない動作で急に腰が痛くなる」ことです。

筋肉に傷がついて痛くなる場合が多いです。

また、筋肉が急に硬くなって「つっている」場合もあれば、

圧迫骨折と言って腰の骨が「骨折」している場合もあります。

今回は、筋肉か?骨折か?の簡単な区別と、冷やす?温める?の区別の仕方についてお伝えします!

 

まず、60歳代以上の女性で、軽い尻もちやイスに座った瞬間に急激に痛くなり、

ちょっとでも動かすと激痛がする場合は圧迫骨折をしている可能性が高いです。

そいう場合は、すぐに家族の方や身近な方に病院に送ってもらいレントゲンを撮ってもらってください。

この場合の応急処置は「極力動かさない」ことです。

極力、腰へかかる負担を減らす為に、動き始めは「おなかに力を入れる」ことを出来る限り意識して動作をします。

特に寝ている状態から起き上がるときは、お腹の力と、両手、両脚に力を入れて、とにかく腰に負担がかからない様におなかと、両手、両脚で体を支えながら体を起こす。様にしましょう。そして、とにかく患部を冷やしてください。氷、湿布、冷えたペットボトルなど。

 

ここまで痛くはないけど、体を動かすと痛む場合は、筋肉が傷ついている可能性が高いです。

極端に言うと筋肉の「肉離れ」状態です。

この場合も基本は「骨折」している場合と同様に、腰にかかる負担を極力減らすことが重要です。

その為に動作のし始め、寝ていて起き上がる時は、「おなか」に力を入れて(2㎝おへそをへこます)体を動かすようにします。同時に両手や両脚で体を支える様にゆっくりと体を動かします。この場合は、とにかく患部を冷やしてください。湿布でも、氷でも、冷たいペットボトルでも大丈夫です。

 

そして、痛いんだけど少しづつ体を動かしてくと痛みが少しづつ和らいでいく。

そんな場合は、筋肉の「こむら返り」いわゆる「つっている」状態です。

筋肉が急激に縮まって硬くなり、けいれん(ピクピクと震える様に動く)しています。

この場合は自然におさまりますが、少しづつ動かした方が早くおさまります。

そして、この場合は温めた方が良いです。

 

この様に、「ぎっくり腰」といっても、骨が折れていたり、筋肉が傷ついていたり、ひょっとしてつっているだけかもしれませんが、応急処置をして早急に整形外科、接骨院等、医療機関でみてもらってください。

 

痛くなったら、早めの対処。ですが、理想は、「痛くならない」ことです。

理屈では分かっていても、なかなか普段の生活で痛みを感じていないと、この先に起こるかもしれない痛みに対する「予防」をしよう!という気持ちになりづらい事も多いと思います。

おすすめは、健康な時こそ、体の健康レベルをもっともっと上げる。です。

余裕がないとなかなか落ち着いて自分のペースでゆったりと対処。なんてしてられません。それが普通です。

ですので、是非、みなさん!

今、もし、体のどこにも痛みを感じず、割と健康だな私!と思っている方こそ!

簡単なコツで腰痛予防が出来ますので、余裕がある今のうちに、是非!こちらの腰痛予防体操をやってみてください!(^^)!

 

➀足をつかんで左右の膝をくっつけて、足を後ろに引きます。

②おなかと、ももの前側が、少しきついけど我慢できる位にしっかりと伸びるところで10秒止めます。

③それを左右交互に3回づつ。できれば1日にの始まりの朝イチにやってみてください☆

☆朝以外でも、空いた時間があれば、こまめにやってみましょう!

 

今の生活習慣は、必ず10年後に影響します。

今から、是非!10年先の体の健康をつくって行きましょう!(^^)!

 

~体に笑顔を取り戻そう!~

深見接骨院

2019年8月27日