今回は「ねんざ」でも特に多い「足首のねんざ」についてです(*^-^*)
ねんざ(捻挫)とは、関節の強度を上回る力が強制されて起こります。
ほとんどの場合、筋肉や腱、靭帯(じんたい)の損傷ですが、骨が折れたり(骨折)、はずれたり(脱臼)する場合もあります。
今回は、どの場合でも共通して行える「足首のねんざ」の応急処置にについてお伝えします☆
まず、足首の捻挫ですが、
・くるぶし:内側が高く、
・足首を支える靭帯:外側が弱い為、
足首を内側にひねる捻挫が多いです。
それと、体を立った状態で左右にひねって、もし右側にひねり易い方は、右の足首を内側にひねることが多いです。
※立った状態で体を右にひねると、右の足首は内側に傾くからです。(左の足首は外側に傾きます)
では、実際に右足首をひねってしまった場合の応急処置ですが、
準備:フェイスタオル:30㎝×80㎝(一般的によく使われるタオルのサイズ)2枚
余裕があれば、タオルを水にぬらして絞ってくと良いです(冷却効果がある為)
足首を直角(90度)にして、外くるぶしを確認します。
➀タオルの端からこぶし1個分くらいあけて(後で結ぶときの為に余裕を持たせ)足の外くるぶしにあてます。
タオルを足の甲から土踏まずに向けて斜めにあてます。
②次に、土踏まずから足の裏を通り、タオルを足の外側で折り返して、足の甲へあてます。
そのままの流れで、タオルを内くるぶしにあてます。
次に、タオルを足首の裏にあてて、はじめにこぶし1個分くらい余裕を持たせたタオルの端に結びます。
これでオッケイです!
不安であれば、更にもう1本タオルを使って同じように巻いて二重にします。
☆足首を上下に動かすことは出来て、足首の左右の動きを制限する為の処置です。
☆筋肉の傷だけでなく、骨折や脱臼になっている場合もありますので、早急に病院(整形外科・外科)や接骨院でみてもらってください。
では、そもそも、どうしたら足首の捻挫に極力ならない様にできるか?
スポーツなどで突発的に起こる場合はなかなか防ぐことが難しい場合もあります。
ですが、歩いていてつまづく場合においては普段の体の使い方(特に座り方)の工夫で予防する事も出来ます。
☆良かったら参考にこちらの「座り方」動画をご覧ください!(^^)!
普段からの体の使い方が、肩こりや腰痛の予防にもなりますが、結果的には足首の捻挫の予防にもつながります!
体のゆがみやねじれは、体の左右のバランスを崩します。左右で偏った体の使い方は、コリ・痛みの原因になるからです。さらには歩く時のバランスも崩して捻挫の原因にもなります!
なので、普段からのなにげない体の使い方は、とっても大事ですね(^^)/
でも、もし、足首をひねってしまったら、応急処置をして早急に医療機関でみてもらいましょう!
~体に笑顔を取り戻そう!~
深見接骨院
2019年8月18日