体が健康だと、気持ちも前向きに、不健康だと、やはり気持ちも沈みがちになります。
「幸せ」と「健康」も関連していると思います。
痛みが少なければ、それだけ体も気持ちも楽です。それを健康で幸せと感じる人は多いと思います。
「治る」と「健康」の関連は人それぞれです。
背骨の変形、膝の変形。例えば脊柱管狭窄症は腰の骨が変形して神経を圧迫しやすく腰や脚に痛みが出やすくなる症状です。
骨の形を接骨院で変える事はできませんが、骨を動きやすく、筋肉に痛が出にくく、楽に体を動かせるようにする事はできます。
脊柱管狭窄症は治っていませんが、今より体を楽に使える事で「健康」と感じる人は多いです。
「治らない」から「健康ではない」という訳ではないと思います。
痛みやコリを一時的に楽にして、満足する事で体が楽で幸せと感じる人もいます。
たとえまた痛みを繰り返したとしても、また一時的にでも痛みが楽になればそれで私は幸せ。という事もあります。
ですが、やはり、同じ痛みをさすがに何回も繰り返すのは嫌だなと思う方が多いです。
そのあたりを、そこまで無理なく自分の出来る範囲内で何とかしたい。と考える方が一番多いのではと感じます。
深見接骨院では、患者さんが望むことを極力実現出来るお手伝いをさせて頂きます。
生活環境やいろいろな状況により、何を望むか何を求めるかはその人それぞれです。
体の健康、幸せの感覚、それをどう判断するかの軸となる基準は全て決まりはありません。
だから、健康や幸せも、判断するのは周りの人や私達ではなく、その人自身です。
心や体の変化は常にあります。一定であればある程度安定していて、楽で安心できていわゆる健康に幸せだと思います。そうすると素直に、時には激しく泣いたり笑ったり落ち込んだりやる気がみなぎったり。自分の心、体の感じるままに受け止め受け入れられる。
筋肉も自然体に必要な時に必要な力が入り、休める時には余分な力が抜ける。心や感情も自然体に、体の反応も、体を動かす日常動作も
意識的に感じる感覚と、90%以上潜在的に体と心に影響する無意識の要素がひとつになっています。
いきなり大きな変化で、楽になることはなかなか難しいです。無意識的に少しづつ積み上げていったものがいつしか限界を超え「痛み」として現れる事もあります。また突発的な事により身体を痛める事もあります。健康な体や心、幸せという感覚は、いきなり決まる事よりその人のこれまでの経験や感じたことの蓄積がかなり多くの要素になっているはずです。
だから、まず、自分の事をとことんじっくりとみつめて向き合って、自分というものをしっかりととらえ、「どうしたいのか」という事をしっかりと把握する事が、健康な体、幸せ、への第一歩です。そこで、自分に必要なもの、自分では出来ないけど任せられるところ、自分でやれること。が分かってくると、あとは実行するのみですから、やる程、行動する程、自分で思い描く健康な体、幸せ、に近づいていけると思います。
痛みもコリも含めて、健康な体と幸せの関連性は、「自分自身の思い」が何よりも一番関係していて、一番強く影響するものだと考えます。
2019年7月18日