7年前、世間を見返してやろう、絶対に同級生の誰よりも稼ぎまっくて

今まで散々自分をバカにしてきた連中をぎゃふんと言わせてやろうという

思いから始めました。

当然、開業当初、ほとんど患者さんはみえず、赤字が続き、開業2ヵ月目で

もうだめか。とあきらめました。

でも、どうせなら、最後にせめてこんな自分のところえでも来て下さる方が

一人でもいるなら、せめて、その人に喜んでもらおうと、それまで、いかに

効率的に儲けるために使っていたタイマーを捨て、時間はどうでもいいので

とにかく来てくれた人に喜んでもらおう。と、やりました。その2か月後に

黒字になりました。これでなんとかやっていけると。希望と光が見えた、感じた、

調子に乗った。欲望に負けました。以後、やることなすこと、すべて、うわべの

その場しのぎで、焦る程、欲望の為に、目の前の人を喜ばすどころか、いかに

売上を上げることに躍起になり、当然、人は去っていきました。

 

死ぬより辛い試練を与えてくれた仲間のお陰で、今、どうにか、狂った自我に

ようたく気付くきっかけをくれた、大事な仲間と、大切な人のお陰で、今、こうして

パソコン画面の前にいられます。

目の前の人を幸せにするから、自分も幸せになれます。

欲はあります。当然、自分も幸せになりたいです。

 

なんのとりえも才能もない自分にどういうめぐりあわせか、今の仕事をさせて

もらっています。

せめて、自分の様なものでも、出来る事をやりつくして、目の前の人に喜んで

もらえるのであれば、やることはひとつ。自分の出来る最大限の力を人ために

使う。ただそれだけです。

それが、自分が接骨院をやっている理由です。

2019年7月14日